三つの願い

脚本/ 川手正子
演出/ 川手正子
美術/ 坂下昌晴
「三つの願い」より

 沼のほとりで若者が、斧をふりあげ木を切っていると、力あまって斧は沼の中にドボ〜ンッ。
これは困ったと頭を抱えて大よわり。
するとそこへ沼の神様があらわれて・・・・・
 「お前の斧はこれかな?」
  「いえいえ金の斧ではありません」
 「それではこの斧か?」
  「そんな新しい立派な斧ではありません」
 「それではこのきたない斧かな?」
  「そうです、それが僕の斧でございます」・・・・・
沼の神様、この正直な若者がたいそう気にいって、新しい立派な鉄の斧をくれてやり、
その上、どんな願いでも三つまでかなえてやろうと言い残すと、沼の中に消えていった。
・・・・・「どんな願いでも三つまでかなう?」
聞いて母親は大喜び。「どんなお願いしようかね!」と、
さあ、それからが大騒ぎ!・・・・・